ビジネスとITのプロセスを自動化し、チケット処理を機械対応に移行しましょう
PagerDuty Process Automationで、企業のシステム全体にわたるビジネスやITプロセスを自動化できます。エンジニアは業務手順を標準化し、既存のオートメーションを組み込んだ自動ジョブを定義し、これらのプロセスをAPIやセルフサービスリクエストとして他の関係者に安全に委任することができます。
PagerDuty Process Automationの特長:
- プラグインで一般的なインフラやシステムを統合
- シンプルかつグラフィカルなUIを使って自動ジョブを定義
- ロールベースや状況ベースのアクセス制御と実行ジョブのログ記録
これにより、企業はよくある業務手順を自動化するだけでなく、頻繁に発生する例外処理も自動化することができます。
製品
PagerDuty Automation Actions
PagerDutyの対応者とイベントルールを、本番環境における問題の診断と修正の自動化に簡単に接続できます。このアドオン機能は、PagerDuty内のインシデントの状況に即して既存の自動タスクを取りまとめて委任します。

PagerDuty Runbook Automation
ランブックの手順を自動タスクに変換し、関係者に委任します。このSaaS型ランブック自動化プラットフォームは、セルフサービス型のIT運用を実現し、他のクラウドやSaaSツールと統合するための最も簡単な手段です。

PagerDuty Process Automation On Premise
ファイアウォール内に展開された自己管理型プラットフォームで、組織全体のプロセスオートメーションを開発することができます。このソリューションにより、他の自己管理型インフラに接続するなど、セキュリティ、パフォーマンス、統合に関する要件に、より柔軟に応えることが可能になります。

次のようなオートメーションを実現できます。
インシデントの診断と修正を自動化することができます。
PagerDutyのお客様は、インシデント対応時間の半分以上を潜在的な問題のトリアージに費やしています。PagerDuty Automation Actionsで診断オートメーションをPagerDutyの担当者につなげば、インシデント1件あたり15分を削減できます。修正オートメーションを接続すれば、よくあるインシデントの解決時間の削減が可能です。

クラウドプラットフォームのオペレーションを自動化することができます。
既存のクラウドオートメーションとSaaSツールを統合して、クラウドプラットフォームのオペレーションプロセスを標準化・自動化しましょう。そしてそのプロセスを、セルフサービス機能として開発者やエンドユーザーに委任します。Process Automation Actionsを導入して、サポートチケット待機を無くし、マニュアル作業に使っていた時間を開発作業に使いましょう。

ビジネスとIT運用を自動化して、自己管理型の環境を実現します。
既存のオートメーションを利用して、ITインフラのビジネスとIT運用プロセスを標準化し、自動化しましょう。そしてそのプロセスを、セルフサービス機能としてエンドユーザーに委任します。オペレーション部門の生産性が上がり、サポート依頼を迅速に完了させることができます。

既存のスタックを利用する
既存のプロセスを変える必要はありません。PagerDutyは、すでにお使いのツールと連携させることができます。
650以上のテクノロジーを完全に統合済みであるほか、拡張可能なPagerDuty APIでワークフローの構築やカスタマイズができるため、すでにお使いのツールからデータをPagerDutyに統合し、IT環境の包括的なインサイトを得ることが可能になります。強化されたEvents API v2が、すべてのインバウンドイベントを自動的に共通フィールドにまとめます。
PagerDutyは双方向に拡張可能であるため、自身が選んだツール・方法を使ったオペレーションを実現できます。ツールを切り替えることなく、問題のインライン修復や、お好みのChatOpsツールによるオペレーション関連タスクの自動化を実現してください。
— Pierryves Fournier氏
HUG(Hôpitaux Universitaires de Genève)SREチームリード